庭の小屋でニーズが多い、猫小屋、犬小屋

庭の小屋でニーズの猫小屋、犬小屋 DIYの前に
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小屋を販売し始めてしばらくすると、想像していないニーズがありました。

キットハウス小屋を利用した、犬や猫などペットの専用ハウスです。

ペット商品が豊富なホームセンターに行くとドッグハウスが売っています。

高さ1m程度の小さな犬小屋です。

ドアや窓も付いている商品はけっこうな値段です。

PANELHOUSE発売当初の2006年は、試験的に1坪タイプを10万円くらいで販売してました。

ホームセンターの犬小屋もそれに近い価格で販売していたのです。

価格比較している飼い主は考えるでしょう…。

キットハウスがペット小屋の候補に入ってきたのでしょうね。

ペットも生き物なので換気、断熱は必要

ペットも生き物なので換気、断熱は必要

ペットも動物です。

人間同様の室内環境が必要です。

温度や湿度に気を配り、空調と共に換気や断熱を考えましょう。

犬や猫は暑さが特に苦手です。

せっかく小屋を用意しても暑いと入ってくれません。

失敗例としては小屋の下に穴を掘って、そこに入って暑さをしのいでいるペット犬を見たことがあります…。

猫小屋には専用ドア

猫専用の出入り口も市販されています。
コーキングして防水施工したい

猫小屋にするには出入り自由でなければなりません。

猫専用の出入り口も市販されています。

住宅のドアに取り付け可能な仕様です。

ちょっと加工すれば木製小屋の開口部につけるのも簡単です。

防水のためコーキング処理を忘れずに。

犬小屋にクーラーを

犬猫のペットハウスにクーラーを設置する方もいます。

西日を受けやすい小屋は、室内温度の急上昇に注意が必要です。

人間同様にヒートショックに気を付けなければなりません。

ペットハウスにクーラーを設置する方もいます。

木造は断熱効果が高いですが、ペットは暑さに弱いです。

室温管理に注意が必要です。

ハト小屋や昆虫、爬虫類ハウスも

ペットに関する使用方法では、様々な相談をうけました。

  • トカゲを飼いたいが、家族の反対があるので小屋を作ってそこで飼育する…。
  • ハトの飼育が趣味で専用の小屋を作りたい。
  • 夜行性ペットなので、深夜にうるさくないように小屋を作りたい…。
  • 子供にアレルギーがでてきたから、小屋で飼いたい…。

などなど、

ペットのために小屋を利用する理由が様々あるのですね。

どれも木製小屋が確かに向いているといえます。

ペットを飼育していない私には気づかず、意外な小屋の活用方法を知りました。

ペット小屋の配線には要注意!

屋外はケーブルの劣化も考えられますし簡単な配線でも電気工事時の資格が必要で、火災の可能性がありますので慎重に計画施工しなければなりません。

照明やヒーターには電源が必要です。

母屋から配線して使用している方もいました。

屋外はケーブルの劣化が早いです。

誤って誰かが切ったり、損傷する恐れもあります。

簡単な配線でも電気工事時の資格が必要です。

漏電は火災の可能性があります。

大災害につながりますので慎重に計画施工しなければなりません。

小屋をペットハウスにすればこんなメリットも

ペットハウスとして利用するために小屋へ様々な要望がありました。

何とか工夫して実現したらとても喜ばれました。

小屋は掃除しやすい!

木製ペット小屋は物置などのように人間が入れるサイズなので、掃除する時が楽です。

小さな犬小屋だと掃除するのが大変です。

狭くて人間が室内に入れません。

木製小屋は物置などのように人間が入れるサイズです。

立ち入れるので掃除がラクです。

より掃除しやすいように床を防水加工するのも良いアイデアです。

床面をバリアフリーにして掃除しやすいように工夫してる方もいました。

棚を付けると猫が上り、水槽が置けます

熱帯魚や爬虫類系の水槽を置くときも棚が必要です。

棚を付けたら猫などが上ることもできますよね。

高さがあるので空間を利用できます。

熱帯魚や爬虫類系の水槽を置くときも棚が必要です。

写真のような棚の耐荷重は150kgくらいあります。

支柱や控え柱を使い適切にツーバイフォー材で設計すれば、さらに強度を上げることが可能です。

使い方次第で木材は耐荷重はかなりあります。

使い勝手が良いドアクローザー

掃除、換気や室温調節でドアを開放状態にしたい時があります。

そんな時にドアクローザーがあると便利です。

掃除の時や季節によっては空気の入れ替えなどで、常時開放したりする事があります。

これがあるとホントに便利です。

強風などで「バタン!」と急に閉まりにくくなります。

ペットがケガすることを防止できます。

ペットハウスのはずが、うまくいかない例も

失敗例としては、小屋の下に穴を掘ってそこに入って暑さをしのいでいるペット犬を見たことがあります。
気に入らないと…

たくさんのペット小屋用のPANELHOUSEを見せていただきました。

ところが、うまくいかないトラブルもありました。

  • 散々手を尽くしても小屋に入らなかった犬も
  • 新築小屋の下を掘って小屋の下で寝る犬
  • 小屋に入っても寝泊まりしない猫
  • クーラーを付けても小屋から出たがる犬

ペットにも言い分があるのでしょうが、そこは私たちにわかりません。

小屋に入りたがらないペットの気持ちを想像するしかありません。

完璧に計画しても思い通りのペットハウスにならないことがある事も想定してください。

まとめ

キットハウスをペットハウスに使おうとされるユーザーは、年々増えてきてました。

完成後、拝見しに行くと、必ずしも

”ペットが快適に住んでいる小屋”

が、多くはありませんでした…。

キットハウスだからという訳ではないでしょうが、動物の住みかを人工的につくるのは難しいということなのでしょう。

木製小屋はペットと親和性が良いです。

思い通りにいかないペットハウス

物置として使いながら、ペットハウスに使おう!

と、併用で計画するのが良いのではないでしょうか?

もし、小屋に入ってくれなくても、そのまま物置にしてしまうのです。

それなら気楽に小屋を計画できるのではないでしょうか?

ペットの為にはりきって小屋を作ったのに、ガッカリする方も少なくありません。

お客様が一生懸命になって木製小屋をセルフビルドしたのに、ペットが入ってくれない例があるので、ぜひお知らせしたいと思い記事にしました。

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