小屋が注目されるようになりました。
キットハウスが店舗や事務所など…
小屋はさまざまな使い方をされるようになりました。
キットハウスは日本製が少ないです。
国産キットハウスのPANELHOUSEは、多くのメディアで紹介されました。
雑誌を中心とする紙媒体メディアが多かったです。
その媒体カテゴリを大きく分けると次のとおりです。
- ノウハウ系
- 趣味ホビー系
- ライフスタイル系
- 移住系
どれも相互にリンクします。
出版社が得意とする分野で小屋の捉え方も変わります。
紹介いただいた媒体一部を具体的にピックアップします。
設計や作り方のノウハウ系
小屋の作り方や設計するにあたり必要な情報、知識などを詳しく紹介してます。
ときには失敗談なども…
- 本当に小屋が作れるの…?
- この部分はどう作る…
- アレをやりたいがどうすれば?
という方に向けた記事が多いです。
お悩み解決型の雑誌ですね。
コスト意識が高く「安く建てたい」など価格にこだわりがあります。
男性読者層が多い傾向が特徴です。
小屋入門3(114P~116P)2019年2月発売
2019年に会社が倒産してしまいましたが「夢の丸太小屋に暮らす」ログハウス専門誌は有名でした。
ログハウスに知識が深く、その視点からキットハウスの合理性や利点が紹介されてます。
ログハウスはバブル崩壊からずっと建築件数が減り続けています。
そんな中、小屋ブームが到来しました。
キットハウスを中心にログハウス知識を活用して記事にしているのが特徴です。
小屋入門3の”小屋のある暮らし訪問”でPANELHOUSE3690が紹介されました。
小屋入門2 Tiny House Manual(134P)2018年1月発売
小屋入門 Tiny House Manual(122P)2017年2月発売
LOG HOUSE MAGAZINE No.163 (96P~98P)2018年9月発売
これらは「夢の丸太小屋に暮らす」の後継雑誌です。
富裕層をターゲットにしている誌面づくりのように見えます。
小屋のすゝめ「上質な小屋編」で3690が紹介されました。
小屋を作る本 2018-2019(100P)2018年2月発売
DIY、セルフビルドではおなじみの学研ドゥーパの特別編集です。
セルフビルド小屋の使用例や苦労話を紹介してます。
ドゥーパはセルフビルドにこだわりを見せます。
キットハウスや施工業者は広告のみです。
取材内容はあくまでも「イチから作り上げる過程や小屋完成その後のDIY」を大事にします。
「簡単セルフビルドのすすめ、小屋キットで行こう!」で3627が紹介されました。
小屋を作る本(111P)2015年2月発売
巻末にキットハウスのカタログを掲載してます。
あくまでも小屋設計からオリジナルで作ることを推奨する誌面です。
小屋キットカタログでPANELHOUSEが紹介されました。
初めてのウッディハウスvol.01(5P、29P)2016年5月発売
趣味系の出版社です。
単発的に小屋作りのノウハウを紹介する雑誌もありました。
特集を組んでいただき「ウッディライフ拝見!」「パネルハウスの作り方まるごと解説」で紹介されました。
楽しく建てよう・作ろう!’15-’16キットハウス(51P~)
木製キットハウス商品の比較としてカタログ中心にまとめられた媒体です。
広さごとに商品が編集されてます。
キットハウス、ガレージハウス最新オールカタログでパネルハウスが紹介されました。
趣味、ホビー系
家電やスポーツ、模型やモバイルなど最新トレンドの商品を紹介する雑誌にも「小屋」「キットハウス」というワードで何度も紹介されました。
趣味ホビー系の雑誌は商品としてキットハウスをとらえてます。
その特徴や性能にこだわりをみせ比較商品もあわせて紹介されます。
「小屋で何ができるようになるか?」が共通したテーマです。
DIY工具ツール類の紹介もあるので、最新便利グッズを見つけられたりします。
monoマガジン No.789 小屋(78P)2017年9月発売
メジャーなmonoマガジンはどんなジャンルでも扱っています。
2015年くらいから小屋は多く取材されるようになりました。
「スグ買える小屋大集合」で2754、3690D2が紹介されました。
monoマガジン No.781 How To 小屋(21P)2017年4月発売
タイニーハウス、小屋は何度も注目されキットハウスも木製にこだわらず、鉄製樹脂製など何でも紹介されました。
「買える小屋・作れる小屋」で3627が紹介されました。
Fielder(フィールダー)vol.27(102~109P)2016年4月発売
こちらも趣味なら何でも扱い毎号テーマが変わります。
monoマガジンのように商品だけではなく、使い方や性能を深く掘り下げて紹介する特徴があります。
「気の合う仲間と大人の部活動vol.11」でパネルハウスが紹介されました。
最新版 ガレージ&工房ファイル2015年9月発売(108P)
小屋を作る本のドゥーパのガレージ版です。
作り方というよりもガレージがテーマです。
車庫で快適に過ごす方法や遊び方など、趣味性が強い媒体です。
おしゃれなスタイルにこだわりがありそうです。
バイクガレージが主体となり、本格的なガレージ付き住宅も取材され掲載されてます。
ライフスタイル系
ファッションからの視点で小屋をピックアップしていただく媒体も多くあります。
小屋の作り方やノウハウは少ないです。
完成した小屋の魅力を引き出す使い方やアイデアを紹介しています。
小屋の計画段階や設計前に見ていただくと、とても役に立つでしょう。
庭園やガーデニングのデザインやイメージに小屋を取材いただき、主に読者層は女性が中心です。
小屋 小さな家の豊かな暮らしVol.02 2020年3月発売
断熱や換気という設備機能よりも室内外のイメージにこだわっています。
カラーや金具はもちろん、ちょっとしたアクセントアイデアも大きく取り上げていただく取材が特徴です。
「TINY HOUSE Example」でPANELHOUSEの6つの事例が紹介されました。
小屋ライフ(KOYA LIFE)Vol.04(42P)2019年10月発売
「TINY HOUSE Example」でPANELHOUSEの4つの事例が紹介されました。
GARAGE supply & examples Vol.2(64P)2019年1月発売
輸入商品が中心の木製キットガレージは、国産製品が珍しいのでよく紹介いただきました。
「Kit Garage Catalog」でPANELHOUSE garage が紹介されました。
小屋 小さな家の豊かな暮らし(84P、96P)2019年3月発売
紙面のほとんどが小屋の事例で形成されてます。
最後の一部に小屋の作り方としてPANELHOUSEの一例を取材いただきました。
「TINY HOUSE 34、35」で2754、3681D2が紹介されました。
「How to Build a TINY HOUSE」で54-198の組立が紹介されました。
小屋ライフ(KOYA LIFE)Vol.03(42~50P)2019年3月発売
「TINY HOUSE example HOKKAIDO」でmini3.0、3636D、54126D2、mini3.0Liteが紹介されました。
木製小屋の壁面にイラストを描くという斬新な方を紹介して、誌面に掲載してもらいました。
小屋ライフ(KOYA LIFE)Vol.02(32、38、44、48P)2018年9月発売
「TINY HOUSE example」で2754、3681D2、3672、3663DLiteが、「How To Build a Tiny House」で54-198(特注)が紹介されました。
北海道の自然の中で一年中小屋暮らしを楽しめるように、断熱をテーマにした取材をいただきました。
小屋ライフ 小屋を活用した素敵なライフスタイル(26P、28P、34P)2018年3月発売
室内を多く紹介されることが多く、塗装にもこだわった事例が選ばれました。
「TINY HOUSE example」で3627、3654、mini1.5yokoが紹介されました。
移住系その他
田舎暮らしや小屋暮らしなど、移住や災害後の仮設店舗の特集にも小屋が紹介されました。
「自分で作る小屋」対「古民家リフォーム」のメリットデメリット、価格の比較など、興味深い特集が組まれたりします。
住宅に近い小屋の捉え方が多く、土地と建物の価格が前面に出ていて現実的なのが特徴です。
いなか暮らしの本2019年5月号(41P、102P)2019年4月発売
移住のためのノウハウや事例紹介が中心ですが、時々キットハウス特集も組んでもらいました。
キットハウスカタログ、田舎情報館でパネルハウスが紹介されました。
いなか暮らしの本2016年5月号(58P、126P)
いなか暮らしの本2015年5月号(77P)
テレビ朝日の人生の楽園2016年1月30日(土)放送
震災後の復旧として仮設店舗に利用いただいたPANELHOUSEを取材いただきましたが、この取材は小屋ではなく災害に負けず頑張る食堂のご紹介です。
PANELHOUSE4563の”はなや蕎麦たろう(岩手県宮古市)”様が紹介されました。
テレビ東京のWBS(ワールドビジネスサテライト)2015年10月5日(月)放送
これからのトレンドを先取りする特集で小屋が注目され、その一例としてPANELHOUSEを紹介いただきました。
”小屋で広がるビジネスチャンス”で、パネルハウスが紹介されました。
まとめ、小屋情報はメディアの視点に注目
キットハウス小屋は雑誌や新聞テレビなど多くの媒体で紹介されました。
取材を受けるとそれぞれの媒体によりテーマの違いがわかりました。
大きく分けて特徴性か発展性の二つに分けられます。
特長についてなら、PANELHOUSEの場合は「かんたん組立」と「本格的な建物」です。
その部分の工夫や改良を紹介してくれました。
ログハウスの歴史は古いのでその知識があるライターは、キットハウスとの違いをログハウスビルダー視点からまとめてくれてます。
小屋の発展性を重視するライフスタイルや移住系は「小屋で何ができるか?」が強く求められていた気がします。
こちらはデザイナーやコーディネーターのこだわりが強いです。
見た目のイメージをウリにしているので、キットハウスがノーマルで完成しただけでは取材してくれません。
ネット中心の昨今ですが、紙媒体にはそれぞれ専門知識人の取材があります。
媒体により各々の特徴があるので注意してみてください。