スモールハウス、別荘、平屋を建てた方

スモールハウス、別荘、平屋を建てた方 セルフビルド事例

田舎暮らしや小屋暮らしが流行っています。

ソーシャルディスタンスの影響もあるのか、山林内に自分で平屋小屋を建てて、別荘のように使う方々が増えてきました。

スモールハウスのような建物は、建てる前にライフラインの検討や建築確認申請、基礎施工の計画が大切になります。

決心して苦労し、4坪やそれ以上の広さの別荘のような建物を建てた方を紹介します。

「やるしかない」と決意したのです。

2017/07/05(埼玉県秩父市)3.6×5.4m

お世話になりました。おかげさまで素敵な小屋ができました。当初、秩父の小屋づくりに難色を示していたワイフも、できてみると気に入ったようです。

小雨降る日、材の受け入れの日でした。天気は悪いけれども、日時の変更はできないので、早朝に友人と義兄とともに東京から秩父に向かいました。3時間後、現地の山に入る道にさしかかったとき、大きなトラックが立ち往生していたのです。「この車だな」と思いました。「こんな大きなトラック入れるわけない」と思いつつ、びっくりするとともに「困った」と思いました。

「どこにおろしてもらおうか」「返品するわけにはいかないし」と。広場はあるけれども勝手に置くわけにはいかないし…と。雨の中を駆け回り、お願いし、なんとか材をおろしてもらう場所を貸してもらいました。その間に北都物産さんに、ネットで近所のレンタカー営業所を探していただきました。速やかなご対応いただいたと思います。

その間、約1時間。借りた車は2tダンプカー。梱包を解き、一日かけて、山の上の建設現場をピストンし、少しずつ材を運んだのです。汗だくになり、運び終えてから、この日は、3人で現地にテント泊まりで、「こんなにたくさんの材を処理できるのか」と、私は内心「失敗した!」と思ったものでした。しかし、「やるしかない」と決意したのです。

翌日(二日目)は4人の支援者を迎え、7人で基礎づくりを行いました。
この二日目は、マニュアルを見ながら、床パネルを張り終えるまでやったのです。束石の穴を掘り、束石を置いてから水平をとり、床材を置き、固定し、パネルを張り込んでいきます。束石と床材の隙間カ所はいくらか生じてしまいましたが、素人集団でも案外できるものだと思いました。多少のゆがみがあろうと、基礎ができると組立工事は進むものです。

壁パネルの取付(3日目)、梁材の取付(4日目)、野地板と屋根材の張り付け(2日かかりました)、とつづき、8日目に一部未塗装部を除き、ついに完成したのです。インパクトや脚立などを貸してくれる秩父の仲間、東京から駆けつけてくれる仲間、多くの仲間の協力でセルフビルドの平屋小屋ができたのです。

「やったぞー!」と思わず、仲間と声をかけあいました。木の香り一杯の12畳の平屋小屋の完成です。材料受入時の思いを振り返ると夢のようでした。レンタルですが道具を貸していただいたこと、工程で迷ったときには、電話をすると快く指導をいただいたことなど、北都物産さんのご対応は元気づけてくださいました。ありがとうございました。周りの山や森林を見渡して、どのように活用しようか想いは踊ります。

中にチャンバー(冷蔵庫)を設置しました。

2018/12/13(愛知県常滑市)3.6×10.8m

先日、無事小屋も組み上がりました。保管倉庫として使う為、中にチャンバー(冷蔵庫)を設置しました。コンプレッサー用の排気口を裏に開けました。

写真を添付させて頂きます。今後とも何卒宜しくお願い致します。

手作りの面白さと厳しさを満喫しました。

2018/09/08(山梨県南巨摩郡早川町)3.6×7.2m

この大きさの建物を手づくりできるかと、少し不安だったのですが、送られてきた組立説明書が非常に詳しく、私ども用の補足説明書まで添付されており安心しました。発注してからの窓位置の変更にも、迅速に応えていただき、しかも説明書にまで反映されて、心配りに感謝いたします。

山梨県早川町と云う日本一人口の少ない町で、30年前から地域づくりのお手伝いをしており、「南アルプス生態邑」と呼ぶ校舎の宿(温泉付き)と野鳥公園の運営を続ける中で、昨年はNPO法人「早川エコファーム」を立ち上げ、都市住民との交流による荒廃農地の再生と直売所の運営に取り組んでいます。

普段は東京に住み、美里荘という古民家を借りて、週末には一室を使いながらボランティアの皆さんを受け入れていたのですが、親子連れの参加が増え、全室を明け渡すことにして、私ども夫婦用の平屋家を、その庭に手作りすることにしました。

16畳の間取りは、居間と寝室、炊事場とトイレを作っても丁度良い広さで、小屋組みの見える空間は、居心地満点です。特に天井のトラスが美しく、照明は少し贅沢をして、ファン付のレトロなタイプにしました。屋根断熱と強化床材、窓と扉には網戸を付け、エアコンも設置して夏対策を施しています。これから冬に向けて、薪ストーブの整備を楽しみにしています。

→組立の経過

毎日楽しく作業が進みました。

2018/06/05(群馬県吾妻郡)3.6×7.2m

約8坪のスモールハウスが本日完成しました。5月10日資材到着から本日6月5日完成まで、延べ日数19日、到着した資材を見た時には、女房と二人でホントに組み立てが出来るのか、完成するのか心配でしたが、いざ取り掛かると事前に送って頂いた組立説明書のおかげもあり、毎日楽しく作業が進みました。

そんな中でも大変だったのが屋根上の作業でしたでしょうか。今は完成を迎えてホッとしています。明日から内部の作業まだ楽しみは続きます。そうです、資材到着前に床断熱材取り付けの枠作りと、断熱材の切断に2日掛かってますから、延べ日数21日です。

メールは苦手なもので、まとまりなくて失礼します。今年は、北海道もこちら関東よりも暑い日が続いていますが、皆さまお身体に気を付けてお励み下さい。完成の写真と報告でした。

ミニシアターで秋の夜長を楽しんでおります。

2017/10/01(北海道恵庭市)3.6×8.1m

お世話になってます。だいぶ、寒くなりましたが、お元気ですか?最近の状況報告をさせて頂きます。

当初の予定にはありませんでしたが、ミニシアターで秋の夜長を楽しんでおります。壁にシートを張り130インチで映画やホームビデオを観ています。暖房は今のところ、ポータブルストーブとDIYの電気こたつ、天井はファン付きの照明で熱を循環させています。

今時期は簡単に、ハロウィン仕様にしています。来年はハウス横の庭整備を検討中です。その後の報告で失礼いたしました。今後ともよろしくお願い致します。

どの工程も難なく出来ました。

2017/08/12(北海道恵庭市)3.6×8.1mデッキ部含む

お世話になってます。おかげさまで8/8に完成しました。行程日数はおよそ2週間、嫁と2人で仕上げました。仕事の合間の時間でしたが、順調にできました。

やはり、アスファルトシングルは取説の数量と配達時のチェックリストの数量が、ちょうど4P足りませんでしたが、翌日到着で問題なく進めました。トラスも逆三角形状態の斜め上げを一人でできて、どの工程も難なくできました。

しいて言えば、屋根材の貼り付けに時間がかかった程度です。屋根と床は断熱し、冬の様子を見ます。いろいろと有難うございました。

工房になると知ってガッカリされた方も居たようです。

2018/04/26(北海道江別市)3.6×9.0m

大分、春めいてきましたので、パネルハウスの写真を送らせていただきます。まだ、集塵用の塩ビパイプの囲うダストボックスが製作中で、裏側の写真は妙な塩ビパイプが壁に付いていて???ですが、このGWで完成させる予定です。ちなみにパネルハウス内部は、まだ片付いていないため、GW明けの提供となります。

裏口の雨樋は、雨天時の出入り時に雨だれがすごいのでつけました。冬はフックを外して軒にぶら下がる仕組みです。

また、窓を開けた状態では、中に自作の網戸があります。
夏場の作業で窓を開けると虫がすごいので、内壁とのスペースを利用してスライド収納型の網戸を取り付けました。使用時は引き出して上部のフックに掛けてます。重宝してます。

室内に設けた塗装ブースからの排気口もあります。
シロッコ型の換気扇とトイレ用の換気扇で、スプレー塗装時の塗料霧を強制排気してます。換気扇用ファイルターで塗料の微粒子は殆ど除去できるので排気は綺麗です。臭気の除去に活躍してます。

パネルハウスは非常に良く出来ていて見栄えも良く、ご近所さんの評判も上々です。夏の作業時には散歩中の方が覗いて声を掛けてくれ、知り合いも増えました。上棟当初はここにラーメン屋ができるとか焼肉屋ができるとか変な噂話が広がり、興味をもたれた方からの声がけも多かったですが、工房になると知ってガッカリされた方も居たようです。最近は、DIYを趣味とされる方がたまに覗いて声をかけてくれます。いい買い物をしました。ありがとうございました。

ドア、窓が壁パネルに組み込まれ、非常に工事が楽でした。

2015/02/01(北海道小樽市)4.5×6.3デッキ部含む

昨年3月の御社芦別工場見学の際は、大変お世話になり有難うございました。5月24日にキット材料の配送を頂いてから約6ヶ月を要しましたが、10月末に完成をしましたのでご連絡いたします。完成写真を添付いたしましたので、ご覧ください。また、参考までに工事工程を列記しました。

  • 4月中旬 建築確認申請の手続き終了
  • 5月下旬 キット材料到着
  • 6月中旬 べた基礎完成/業者工事
  • 6月末  土台、壁パネル、屋根トラス/Self+業者1人
  • ~7月中旬 トイレ、クローゼット、玄関間仕切造作、断熱、壁ボード/Self
  • ~7月末  天井下地/Self
  • ~8月中旬 天井下地、天井断熱/Self
  • ~8月末  壁紙、屋根シングル材/Self
  • ~9月中旬 外壁(パイン羽目板)、土台水切り、デッキ床/Self
  • ~9月末  天井(ジプトーン)、シャワー組立/Self
  • ~9月末  電気工事、設備工事/業者工事
  • ~10月中旬 外壁塗装、ドア、窓ケーシング、鼻かくし/Self
  • ~10月末  デッキ階段、玄関タイル/Self

以上でほぼ完成し、11月7日に完了検査を受け終了しました。今回の小屋建築は、当初、小樽の実家跡地にセカンドハウスとして北欧製ログハウスを計画していましたが、ユーロ為替の変動による価格上昇と北海道までの運送費がかなりかかるため、御社のパネルハウスに変更をしました。

結果として、図面作成、確認申請書類、組立、工事等をほぼSelfで行いましたので、パネルハウスにして良かったと思います。ログハウスは、確認申請時に建築工法が丸太組なので、別途構造計算費用とかがかかり申請も複雑です。また、居室の断熱工事も難しいと思います。

今回購入のパネルハウスは、ドア、窓が壁パネルに組み込んでいましたので非常に工事が楽でした。また、ドア、窓共に格子入りの窓なのでログハウス風のパネルハウスには良く合います。特に窓パネルは窓台を造作できるような仕様になっているとは思いませんでした。

内装工事を進める上で一つ気になった点があります。それは、当工事では天井をジプトーンライトで施工しました。張る前に屋根トラスに下地を造作する必要がありましたが、ガゼットが飛び出しているところが何箇所かありジプトーン施工の際、支障がありました。今後、改善されたらよろしいかと思います。以上、建築完成のご連絡を致しますので、何かの参考になれば幸いです。

北海道からのゲストハウス

2014/12/03(香川県高松市)3.6×5.4デッキ部含む

内装ともに完成しましたのでご報告いたします。基礎の着工からパネルハウス組み立て、内装の完成まで2年かかりましたが、時間をかけたおかげでゲストハウスとしてとても満足のいくものとなりました。

特徴といえば、建設場所が高低差3mほどある斜面で、コンクリート電柱2本と50φの単管を利用しているところが一般の基礎と違っています。電柱と単管での基礎は、傾斜地であることと、後々のメンテナンス(サビの保守やパーツの取り替え、基礎が下がった時のレベル調整など)が一人でも簡単に出来るようにとのことから採用しました。

電柱は手元にあったことと、地形状長スパンになるので使いましたが、使わなくとも単管だけでも組み立てができると思います。これら仮設材は価格も安く、組み立ては電動パイプカッターとレンチだけでできますし、錆びがでたらローバルという亜鉛メッキスプレーをかけると簡単にサビ止めができます。
山間部での使用は運搬も楽ですし、自由度があってお勧めです。

基礎コンクリートが打てないところではジャッキベース(1000円/個ぐらい)を使用すれば、レベル調整までも楽にできます。基礎工事での参考になれば幸いです。

パネルハウスの購入は2013年の3月1日、運送が雪のために遅れたり、JR貨物やトラックなど4社を乗り継いでの到着で、遠い北海道からはるばる送られてきたことにちょっぴり感動でした。また、分からないところは電話で問い合わせ親切に教えてもらったり、思ったより簡単に出来上がったことに満足しています。

土台を置いてから、友人やご近所さんに手伝ってもらいトラス屋根まで8日間、その後一人でコツコツとパネルハウス全体の完成まで11日間、計19日で完成でした。完成までの間、まったくノコギリを使うことがなかったのが印象的です。

言われていたとおり、指示通りに組み立てれば完成するというすばらしいパネルハウスです。他社のキットハウス商品をつかったことはありませんが、価格、強度や精度、組み立てやすさ、内装の自由度など本当にすばらしい商品だと感じています。

また、おっしゃられる通り、エアコンの効きがとっても早いことから、断熱の良さがよく分かります。
そして、夏場は網戸付のドアや窓にして正解でしたし、冬はオプションのドアと窓は複層ガラスになっていて断熱効果がバッチリ効いています。最近、私も出来上がったゲストハウスで過ごすことが多く、さすがに北海道で生まれた商品なんだなあ、と感じてます。

その後の内装工事、設備工事などもいろいろ模索しながら時間があるときにDIY。キッチン関係は友人宅のリフォームで廃棄されるものを再利用したり、電気器具なども実家の余ったものを持ってきたりで、レイアウトもそれらの寸法や形に合わせることで進め、このたび、やっと完成となりました。これから小屋を建てられる方の参考になればと思います。

友達も驚いていました。

2013/10/23(北海道ニセコ町)3.6×5.4デッキ部含む

大変お世話になりました。今春に4坪ウッドデッキ付きを購入しました。5月~10月中旬間に週3日位の作業で自作で別荘ハウスが完成いたしました。

天気の良い日をめがけて夫婦2人でホテルに泊まり、楽しみながら作業ましたが、初夏には蚊に悩まされ、夏は暑さに悩まされの悪戦苦闘でした。無事10月中旬に我ながら立派に完成。友達も驚いていました。

さすがに掘削は重機を借り、屋根トラスは重く友人に助けを借りました。それ以外コンクリート練りから内装仕上げまで自作です。精度が良かったので素人でも出来たと思います。

ニセコは雪が多いのでデッキトラスも1カ所作り、1820とびなので910に設置しました。これからは、棚や備品、外回りのものを楽しんで作りたいと思います。有難う御座いました。

自分自身をほめておりました。

2013/10/09(北海道登別市)2.7×5.4

内部は隣の物置の建て方がありますので雑然としております。今回、小屋建築に携わった方は13名(炊事係の私の家内と娘は入っていません)です。

全員が素人で、職種は不動産業、土地家屋調査士、建築設備業(水道)、土木工事業、生命保険業退職者、洋服仕立業、内科小児科開業医、管財卸業、燃料販売業、電気設備業等すべて事業主です。年齢は40代1名、50代1名、他は全員60代と70代です。

直会の席では大変盛り上がりました。参加者全員が素人なのに良くできたものだと自分自身をほめておりました。とりとめのない話で申し訳ありません。

いずれにしても、今回は大変お世話になり有り難う御座いました。感謝しております。簡略ですがご報告まで。

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